2020年12月14日
住宅ローンの事前審査に通らなかったら!
ご住宅を購入する際に「住宅ローン」を利用する方が大半だと思います。
現在では住宅ローン控除もあるので、もし現金でご購入出来る資金力があったとしても「住宅ローン」を利用した方がメリットが大きいケースも多いです。
「よし!家を買おう!!!」と思ったらまずはネットで不動産情報を検索。
「今の家賃が●万円ぐらいだから○万円ぐらいの支払いで探そう!」
こう言った方は多いのではないでしょうか?
ネットで検索をした結果、良さそうなのがあったので内見へ。
物件を気に入って、いざ住宅ローンの事前審査を出してみたらダメだった。。。
住宅ローンがダメだっただけではなく、良い物件が見つかった喜びやどうしようか悩んだ時間、色々と探した時間もそうですし苦労も全て水の泡。
ダメージが大きいですよね。。。
ショックで住宅探しを辞めてしまう方もいるでしょうし、家族で揉めてしまう方もいたりします。。。
住宅ローン事前審査のタイミング
何事も手順は大切です。
では、どのタイミングで事前審査を行うべきか?
それは、ご住宅探しを開始するタイミングです!
エリアを含めた条件を整理し、毎月の支払い可能額を確認する。
その毎月の支払い可能額から逆算して総額予算を算出。
それを持って「住宅ローン」の事前審査を行います。
この時点で万が一、事前審査が通らなくてもリカバリーする方法はいくつもあります。
そして、このタイミングではまだダメージも少ないのではないでしょうか?
リカバリー出来るのに諦めてしまう方も多いので、ダメージが少ないタイミングで現状が確認できるのは意外と大切です!!!
そもそも住宅ローンの事前審査ってなに?
住宅ローンが組めなかったのに、売買契約を結んでしまったから何千万円も払わなければいけなくなってしまっては困りますよね?
そう言った事がない様に通常では、売買契約書の中に「住宅ローン特約」と言うものを盛り込みます。
これは、もし住宅ローンが通らなかった場合に、この契約は無かった事にします!と言うものになります。
これによって、住宅ローンが通らなかった場合に、契約を解約する事が出来ます。
買主は万が一、ローンが通らなかったら「解約に出来て良かったぁぁぁ!」となりますが、売主様からすると一大事ですよね。
契約を結んだので、売却した後のお引越し先なども手配しているかも知れません。
また、契約をしてしまったので、その他の買いたい!と言う候補者を断ってしまっているかも知れません。。。
この様な機会の損失がないように、契約の前に金融機関で融資が可能か調べるのが「住宅ローン」の事前審査になります。
通常、この事前審査で承認を受けると「事前承認用紙」と言う書類が金融機関より発行されます。
購入したい物件があった場合に購入申込書と言う書面で購入の意思表示をしますが、その購入申込書を提出する際に、「住宅ローン」の事前承認用紙も必要になるケースが殆どです。
事前審査って何を調べるの?
金融機関により異なる部分はありますが、多くの金融機関ではお客様の年収や勤続先、勤続年数や現在のお住いの居住年数などを基に審査を行います。
また、ご家族構成にもよりますが、購入理由なども重視される場合もあります。
中でもお客様の個人信用情報はとても重要な判断材料になります。
個人信用情報は過去の個人取引の内容になります。
クレジットやローンの申込・契約内容や返済・支払い状況、借入残高などの内容です。
その他にも光熱費の支払いや電話代、スマホの分割払いの内容なども含まれています。
残高不足で少し支払いが遅れてしまった程度では、通常であれば問題はありませんが、督促状などが届いた事がある方などは個人信用情報に遅延の記載がある可能性があります。
そう言った個々人の今までの金融履歴なども確認し、金融機関は申込者の信用力を調べています。
個人信用情報が心配。。。
個人信用状が心配の方はご自身で一度開示される事をおすすめします。
【個人信用情報機関】
■全国銀行個人信用情報センター(KSC)
■株式会社シー・アイ・シー(CIC)
■株式会社日本信用情報機構(JICC)
日本にはこの3つの個人信用情報機関があります。
どれか1つと言う訳ではなく、開示請求を行うのであれば3つの機関とも確認されて下さい。
もし1つの機関で信用情報に問題があっても別の機関で記載されていないケースもあります。
金融機関によって照合する機関が異なりますので、1つでも問題がない信用情報機関があれば、可能性は十分にありますのでご安心下さい。
事前審査でダメだったらどうしたら良いの。。。?
事前審査がダメだった方も諦めないで下さい!
まだチャンスはあるかも知れません。
そもそもナゼ審査に落ちてしまったのか?
問題点が1つの方もいれば、いくつも問題がある方もいます。
内容を精査して対応する事で、事前審査が通るケースも多くあります。
不動産会社の中には、住宅ローンがあまり得意ではないケースやお客様が多いので、住宅ローンが厳しいお客様に対して時間を割かないケースもありますが【はうすブレイン】では、そう言った事前審査がダメだったお客様に対しても様々な角度からご提案をさせていただきます。
審査をする金融機関によって重視する内容も異なりますし、個人情報を照会する機関も異なります。
お客様の問題点よりも、お客様の良い点を評価してくれる金融機関もあるかも知れません。
お客様それぞれの内容によって、相性の良い金融機関も異なります。
また、はうすブレインではただ審査に出すのではなく、お客様の問題点を洗い出し対策を行ってから事前審査を打診します。
他社様でダメだったお客様もまずはご相談下さい。
出来る限りのお手伝いをさせていただきます。