家賃を払うのか、住宅ローンを払うのか。

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2020年11月12日

家賃を払うのか、住宅ローンを払うのか。

コロナ禍の中で住宅を購入して良いものか。。。
収入面や支払いも心配だしなぁ。。。っと言った内容のご相談を受ける機会が増えている「はうすブレインの中の人」です。


こんばんは。


以前のブログ賃貸か購入どっちが良い?について考えてみた!!!でも記載をした様に購入が得か賃貸が得かについては考え方やライフスタイルによるところが大きいので、個々人がどの様に捉えるかが重要だと思っています。


ただ、今回は購入をしたいけど収入面やお支払い面で悩まれている方からのご相談がありましたので、そう言ったお客様に向けた内容になっています。


まず、コロナの影響で一時的(リモートワークによる各種手当てのカットや営業自粛など)に収入が減ってしまった方は、当然ながら確定申告や源泉が発行されてしまうとその一時的な収入源が年間所得に反映されてしまいます。

 
つまり来年になってしまうと金融機関さんから借入れられる金額が減少してしまいます。

 
その為、確定申告や源泉が出る前にご住宅探しを行うのも一つの方法かと思います。


ご相談の内容が収入面やお支払いの不安からくるものでしたので、分かりやすく賃貸相場を基に説明します!


現在、横浜市18区での2LDKの賃貸相場が平均11.1万円の様なので、この金額を基準に考えます。

 
まずマンションを購入すると管理費・修繕積立金が住宅ローンとは別に毎月発生しますので、この金額を3万円と仮定します。

次に固定資産税・都市計画税が年間で12万円弱と仮定すると、毎月1万円の積立が別途必要になります。

賃料11.1万円-4万円=7.1万円この金額内のお支払いですと賃貸時と実質のお支払額が同等程度になります。


借入金額:2,700万円
借入金利:0.525%
借入期間:35年


上記の内容で住宅ローンの返済額が70,386円になります。

この金額で築20年前後のマンションを購入すると仮定します。
 
20年間お住まいになった時点で、残債額は12,181,090円となっています。
となると築40年が経過している事になります。


では、現時点で横浜市内の築40年のご住宅はいくらぐらいで取引されているかと言いますと、過去1年以内に1980年築のマンションの成約が横浜市内で49件あり、平均成約金額が1,539万円でした。


上記の事から購入から20年後でも残債程度でのご売却は十分に可能性があると考えられます。


賃貸のお家賃の場合、毎月11.1万円✕240ヶ月(20年)=2,664万円がオーナーさんの資産となってしまいますが、住宅ローンを組んだ場合は14,818,910円のローンを支払うことが出来ます。


住宅ローン利用中は通常、団体信用保険に加入しているので、万が一の事があった場合、住宅ローンは完済されますので、保険としての意味合いもあります。

万が一の場合に、ご家族様にご住宅が残るので、現在のご加入の生命保険の死亡時受取額の部分を減らし保険代を節約する事も出来ます。


また、住宅ローン控除が利用できるマンションの場合、年内の入居の場合に3年間控除が延長されるので13年間で最大279万円(当初のお借入が2,700万円で各年末時点の残債額を基にしています)の控除を受ける事ができます。

※住宅ローン控除額は所得税額と住民税額の収めた金額が最大となります。

この金額を10年目以降に繰り上げ返済に充てるのもお支払いを楽にする方法でもあります。


賃貸マンションに住まれていてもお家賃は発生してしまいます。

それであれば資産と保険の観点からお早めに購入するのも方法の一つではないでしょうか。

 
購入をしてしまうとすぐに引っ越せないと言う意見もありますが、賃貸でも金銭的に余裕がなければ引っ越しはなかなかハードルは高いです。

前家賃なども含めご契約時にお家賃の5ヶ月~6ヶ月程度は必要になります。
その他、引越し費用や原状回復費用など。。。

仮に家賃を10万円に抑えてもお引越し費用はトータル50万円以上です。
2年に一度お支払いした場合にはお家賃とは別に2.08万円の積立が必要となる計算です。


上記の計算から築20年程度の立地条件の良いマンションをご購入を検討されるのは将来的な組み立ても出来るので、収入面やお支払いにご不安の方にもオススメが出来ます。


しかも築20年程度経ってくると相場も安定してきますので、新築の様に毎年価格下落が激しいと言う心配も少ないので、残債程度で売却も十分検討できます。

その為、万が一、住宅ローンのお支払いが難しくなってしまった場合でも売却と言う選択肢も取りやすいです。

住宅ローンのお支払いが困難な場合は、金融機関さんと一時的なお支払額の調整ができる可能性もあります。
必ずしも売却をしなければいけない訳ではございません。


コロナ禍の中で色々とお考えの方も多いと思いますが、無理のないご返済額で一度お探しになられてみてはいかがでしょうか?


弊社ではファイナンシャル・プランナーによるライフプランニングもご提供できますので、資金面でご不安な方はお気軽にご相談下さい。


はうすブレインはお客様に最良のご判断を行っていただける様に、お客様のブレインとしてしっかりサポートいたします。



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