過去に支払いの延滞があり、住宅ローンの審査が心配です。

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2022年04月06日

過去に支払いの延滞があり、住宅ローンの審査が心配です。

クエスチョン

Q.過去に支払いの延滞があり、住宅ローンの審査が心配です。


過去に支払いの延滞があり住宅ローンが利用できないケースは多くあります。

心配ですよね。。。

ただ、過去に延滞があっても住宅ローンが利用できる場合もあります。

支払いの延滞が住宅ローンにどの影響を与えるのかご説明します。 

個人信用情報

住宅ローンを利用する際に申込書の個人信用情報が非常に重要になります。

 
個人信用情報とはクレジットやローンの契約や申し込みに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報になります。
この信用情報は、金融機関が申込者の支払い能力を判断する為に利用されます。

個人信用情報機関


日本では個人信用情報を管理する機関として3つの個人信用情報機関があります。


■割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関(CIC)
■日本信用情報機構(JICC)
■全国銀行協会(KSC)

個人信用情報に影響する事柄

どのような内容が個人信用情報に影響を与えるのか?
気になる部分ですね!

 
一般的にクレジットカードやローンの延滞が2~3ヶ月以上続く場合には事故情報として個人信用情報機関に記録がなされます。

その他にも短期間に複数のクレジットカードやローンに申込を行なった場合には申込情報としての記録が残ります。

大きなものでは「任意整理」や「特定調停」「個人再生」、「自己破産」といった債務整理を行なった場合に事故情報として記録されます。

ブラックリスト


よく「ブラックリスト」と言う言葉を耳にする方も多いかと思います。

このブラックリストとは、個人信用情報機関で「異動」と記載されている状態のことを指します。

異動と記載されてしまう内容

■返済日より61日以上もしくは3ヶ月以上の支払いの延滞があるという事実。もしくは過去にそのような状態があったという事実。

■借りている本人に代わって、保証会社が代位弁済した事実。


■任意整理、個人再生、特別調停、自己破産など債務整理を行った事実。

自分の信用情報を調べる!


過去の延滞が異動情報として記録されているのか?

ご心配な方はご自身の信用情報を開示請求することができます。

ネットや郵送で手続きも行えますし、手数料も1,000円程度ですので、ご心配の方は開示請求を行なうことをオススメします!



各信用情報機関によって請求方法は異なりますので、各信用情報機関へ請求方法をご確認下さい。

過去に支払いの延滞がある場合に住宅ローンは組めない?


過去に支払いの延滞があっても気付いてすぐに支払った場合など軽微な延滞に関しては異動情報が記載されませんので、住宅ローンの審査に大きな影響がありません


 
しかし「異動」と記載されてしまった場合には、5年~10年ほど情報が保管されますので、住宅ローンの審査も厳しくなってきます。

 
それでは「異動」の記録がある場合は絶対に住宅ローンは利用できないのか?と言うと必ずしもそうではなく、利用できるケースもあります。

 
ただ、必ずしも通ると言う方法論がある訳ではありません。

 
個人情報の「開示報告書」によって延滞履歴などを調べることで、住宅ローンへの対策も行えます。

 
 
個別での対応が必要となりますので、過去の支払い延滞で住宅ローンについてお悩みの方はご相談下さい。
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