2022年03月12日
中古物件を購入した場合、エアコンや照明はそのまま置いていってもらえるの?
Q.中古物件を購入した場合、エアコンや照明はそのまま置いていってもらえるの?
中古物件の内見の際、まだ売主が居住中の場合や空室でもエアコンや照明などが残っている場合がありますね!
どこまでが付属されるのか?
ご案内中にもよくご質問をいただきます。
本日は中古物件を購入した際のエアコンや照明などの残置物の取り扱いについてご説明します。
残置物ってなに?
前居住者の持ち物で、お引越しの際にお部屋に置いていったものになります。
よくあるものでは、カーテンやエアコン、照明機器などが挙げられます。
基本的な不動産の売買取引では残置物がない状態でお引渡しを行ないます。
その為、売主の責任と負担において、引渡しまでに残置物は全て撤去してもらいます。
特定のものを残してもらいたい!
基本的に、お引渡し時にはお部屋の中は何もない状態となります。
しかしながら、カーテンなどはオーダーするのに時間がかかったり、引越しの際に照明がないと困るなどの理由で特定のものを残してもらう場合もあります。
この場合は、売主と契約前に特定のものを残してもらうように交渉を行なう形となります。
そう言った残置物がある場合は、将来的なトラブル防止の為、売買契約書に添付する「設備付帯表」に残すものも記載します。
残置物があるままでの販売!
稀なケースではありますが、売主が残置物がある状態での引渡しを希望される場合があります。
相続などでの売却に多いイメージです。
残置物のある状態での売却自体は、法的にも問題はありません。
生活道具一式など多くの家具家電が残っている場合は、トラブルにつながる可能性もあるので、業者による買取になるケースが多くなります。
一般の方がこう言った物件の購入を検討する場合は、残置物の撤去費用などもご理解された上で、ご検討されることをオススメします。
基本は何もない状態での引渡し、残して欲しいものに関しては事前に売主と交渉を!
ご案内時にソファやエアコンなどが置いてあっても、基本的には付属するものではありません!
もし、残して欲しいものがある場合には、事前に不動産業者に伝えて交渉を行なってもらうようにしましょう。
そしてトラブル防止の為、契約時に設備付帯表にも残置物の記載があるかご確認下さい!
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