2022年03月13日
物件価格の値下げ交渉ってできるの？
Q.物件価格の値下げ交渉ってできるの？
不動産は大変大きなお買い物です。
人生で一番高い買い物とも言われていますね！
そんな高価な不動産だからこそ、少しでも安く購入したいところ！
値下げを求める価格交渉ができるのか心配なところです。
本日は不動産の価格交渉についてご説明です。
価格交渉の方法！
まず、価格交渉に関してですが、交渉が実るか否かはケースバイケースになりますが、交渉を行なうこと自体は可能です。
方法としては、購入希望の意思表示である購入申込書に希望金額を記載して売主と交渉を行ないます。
大きなお買い物だからこそ、いたずらな交渉を避ける為、購入希望者のみ交渉が行える形です。
価格交渉を行なう際はなんとなく価格を提示するのではなく、近隣の相場なども鑑みながら不動産業者と相談されることをオススメします。
価格交渉は言ったもん勝ち？
交渉が可能なのは分かったけどどれくらいの金額がいけるの？
割引額を多く言った方がお得なの？
などなどご不明点もありますね！
まず交渉可能額に関しては難しいところです。
本当にケースバイケースになります。
売主が不動産業者、個人によっても価格交渉に対するイメージが異なるので、どれくらいの金額を持っていけるかは不動産業者との相談が必要です。
価格を大きく言った方がお得になるか否かに関しては、お得にならないケースの方が多いイメージです。
3,980万円で販売をしている家。
「1,000万円安くして2,980万円だったら買いますよ！」
そんな交渉をされた場合、ご自身だったらどう思うか？
傷ついたり中には「はぁぁぁ！？」っとなる方もいらっしゃると思います。
「そんな人には売りませんっ！」となる売主もいます。
もし収まる金額で妥結できても売主と買主の間で良い契約にはならなそうです、、、
そうなってしまうと良いお買い物とは言えませんね！
価格交渉で買い逃す可能性も！
価格交渉を行なっている際に、他の方も購入希望の意思表示である購入申込書を提出した場合、価格を高く提示している購入希望者で決めてしまいます。
売主が不動産業者の場合、購入申込書を提出した順を大事にし、先に出した方に対して次の方の金額を出せるか話を戻してくれるケースがあります。
しかしながら売主が個人の場合は、購入申込書の提出順よりもより高い金額を提示したお客様で契約のお話を進めてしまうケースが多くなります。
このように、価格交渉を行なうことで、気に入ったご住宅を買い逃してしまう可能性がある点もご理解する必要があります！
交渉事は相手があってのもの！
価格交渉は言ったもん勝ちではなく、市場動向や相手の状況なども踏まえ金額提示を行なうようにしましょう。
交渉事を上手く進める為には戦略も必要です！
大きなお買い物である不動産の取引が、より良いものとなりますよう！
不動産業者としっかりと相談をしてお話を進めるようにお気をつけ下さい。
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