住宅ローンを組んで働けなくなったり死んでしまったら、残された家族にローンが残っちゃうの?

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2022年03月25日

住宅ローンを組んで働けなくなったり死んでしまったら、残された家族にローンが残っちゃうの?

クエスチョン

Q.住宅ローンを組んで働けなくなったり死んでしまったら、残された家族にローンが残っちゃうの?


住宅ローンを組んで家を購入したものの、万が一、なにかあったら、、、


住宅ローンは大きな金額なので心配ですよね!


住宅ローンを利用した後、完済前になにかあったら!
今回は、そのような状況に陥ったケースについてご説明します。

団体信用生命保険に加入している場合


団体信用生命保険とは、完済前に死亡もしくは高度障害になってしまった場合に、保険会社から金融機関に保険金を支払い、住宅ローンの残債を完済する保険です。


 
保険金から住宅ローンの残債が支払われますので、遺族は住宅ローンを払うことなくその家を相続し住み続けることができます。


ただし、住宅ローンの返済が遅延していた場合、保険金が支払われない場合もあります。


まずは、借入をしている金融機関に連絡を取り、団体信用生命保険について確認をとるようにして下さい。

 
保険金の請求手続きを行なわなければ、保険金は支払われません。
保険金の請求には時効もありますので、手続方法など、お早めにご確認されることをオススメします。

団体信用生命保険に加入していない場合


フラット35など、団体信用生命保険の加入が必須ではない住宅ローン商品もあり、団体信用生命保険に加入していないケースもあります。


この場合は住宅ローンが残りますので、相続者が債務を引き継ぎ返済する義務が生じます。

 
住宅ローンの返済が難しい場合は、売却を行ない売却益で住宅ローンの残債を返済する形となります。

 
売却益で完済が難しい場合には、相続放棄を検討するのも一つの方法になります。
相続放棄を行なうことで所有者がいなくなった不動産は清算手続きに入り、任意売却を行ないこの売却代金から住宅ローンの残債を支払う方法があります。
ただし、相続放棄を選択した場合、預貯金や株式などその他の資産も相続できなくなりますので、注意が必要です。


 
まずはいくらで売却が可能なのかを理解されてから方法を選択されることをオススメします。

親子リレー・ペアローンの場合には?


親子もしくは夫婦でお互いが主債務者としてローンを利用した場合、死亡した側の残債については団体信用生命保険で支払われますが、残された側の債務に関してはそのまま継続されます。


 
ただ、最近では連生団体信用生命保険など、どちらか一方に万が一のことがあった場合に両方の残債が保険金から支払われる商品もでてきています。

 
現在加入している保険商品の内容の確認が必要です。 

死亡はしていないけど怪我や病気の場合は?


団体信用生命保険は保険商品の為、加入している商品によって扱いは異なります。


通常の場合ですと、死亡もしくは高度障害になってしまった場合が保険対象となります。

高度障害


1. 両眼の視力を全く永久に失ったもの

2. 言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
3. 中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
4. 胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
5. 両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
6. 両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
7. 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
8. 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの


 
最近では、死亡もしくは高度障害状態以外にも、糖尿病や高血圧症など様々な疾病で保険が適用されるワイド団信などの商品も多くあります。

このような通常の団体信用生命保険ではなく保険適用範囲が広くなった保険に加入している場合には、
死亡もしくは高度障害状態以外の疾病でも保険の適用が可能です。

ただし、加入している保険商品によって保険に適用される疾病は異なりますので、確認が必要となります。

不動産同様に住宅ローンも選びも重要!


団体信用生命保険に加入している場合としていない場合で住宅ローンの残債の取り扱いについてご説明しました。


 
訳があって団体信用生命保険に加入が難しい方もいらっしゃいます。
そう言った方は将来的なリスクも考慮の上、ご検討されるようにお気をつけ下さい。

 
団体信用生命保険の利用を検討されている方は、住宅ローンの借入金利だけで金融機関を選ぶのではなく、団体信用生命保険の内容や支払い金利なども考慮の上、住宅ローンをお選びになるのも一つの方法です。


 
不動産購入に関しては保険としての観点も重要です!

 

「はうすブレイン」では、金融機関選びや住宅ローンを考慮した保険の見直しなどもお手伝いができます。

ご不明点、ご心配点がございましたらお気軽にご相談下さい。

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